2015年6月13日土曜日

6月17日原発事故とその後の生活

すっごい久しぶりに更新です。

あまりにも更新しなさ過ぎて、訪問者がゼロの状態が続いています^^;

さて、わたくし、おばたくみこは6月17日の10時から、長野県上伊那郡南箕輪村にある生活クラブ伊那センターにてお話し会をさせていただくことになりました。

それに向けて、どんなお話をするか考えているのですが・・・・

また、偉そうな自分に腹がっ立ってしまって・・・・

胸のあたりがざわざわと落ち着きませんTへT。

タイトルは「原発事故とその後の生活」

原発事故を受けて、今まで目を背けてきたことに向き合い、そして向き合ったことで前よりも幸せになったみたいな流れで考えています。
そして、最後は食の大切さ、それからお金の使い方を変えることで、この世の中がよくなる。
私たちひとり一人の選択で、飢えに苦しんでいる人も減るし、もしかしたら戦争もなくなるかもしれない、そして何より自分が豊かになれる。と、いうことを伝えたいと思っています。

ねっ!本当に偉そうでしょ。

はぁ~偉そうな自分に心底腹が立ちますが、これを謙虚な姿勢で伝えられるように頑張りたいと思います。

さて、ここにはまだ載せていないのですが、今メッセージ集を販売中で、売り上げの一部を「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」に寄付しています。

このメッセージ集を作る間も、今と同じ偉そうな自分に腹が立って、精神状態がとても不安定で、この世の終わりな感じで生活していたことを思い出します。

そのメッセージ集、こちらにもアップするべきと思っていたのですが、昔から私のブログを読んでくれている人にならこの偉そうなな私を受け入れてもらえるかなと思い、そちらブログに載せました。
もう一つのほうのブログも全然更新していなくて^^;申し訳ないのですが、毎日結構多くの方が身にきてくれています。


そのリンクを貼りたいと思います。

東日本大震災から早4年  「yahooブログ「素直な自分、楽な生き方・・・・ほどよい暮らし。。。」

こんな偉そうなメッセージ集を作れたんだから、今度のお話し会でも偉そうなこと言っても大丈夫だよね(笑)

ふぅーがんばるぞ!

お話し会を開いていただけるなんて!心から感謝しております。

おなたくみこ




2014年12月31日水曜日

販売している紙芝居です!よろしくお願いいたします。

こんにちは!こちらはお子様向けに文章を直し、自主出版した紙芝居です。(1部2400円全16枚)
販売しているものと微妙に違う部分があるかもしれませんが、内容はほぼ同じです。
頑張って書きましたので、読んでもらえると嬉しいです♪よろしくお願いいたします。


たつたろうの一生(いっしょう)
おばたくみこ (さく)()
はじめまして!僕はたつたろう!
どんぐり眼に四角い眉毛、パイナップル頭が目印だよ。
 
お話の中に「原発」って言葉が出てくるけど、それは
原子力発電所を短くした言葉だよ。
 
むかしむかし、あるところに、(うみ)(やま)もある(ちい)さな(むら)がありました。

この(むら)には、電力会社が建てた原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)と呼ばれる大きな建物があり、そこでは「原子炉」という入れ物の中でお湯を沸かし、たくさんの電気が作られていました。ほとんどの電気は、人がたくさん住んでいる都会へ送られ、そして売られていました。

 

原子力発電所ができる前は「原発は危ない!」という人と、「大きな会社ができて、働く場所が増えるのはいいことだね!」という人がいて、村の人たちの(かんが)(ふた)つにわかれていましたが・・・・・。

 

原子力発電所(はつでんしょ)ができてしまうと、「危ない!」と言っていた人も、何も言わなくなり、少しずつ原子力発電所で働く人が増えていきました。

 
この(むら)の山奥に原子力(げんしりょく)発電反対(はんたい)している夫婦が住んでいました。

名前は晴男(はるお)千代(ちよ)です

晴男と千代は雨の日も雪の日も、お()(ぞう)(さま)をきれいにみがくと二つのお願いをしていました。一つめは発電所が止まりますように。」そして、二つめは「赤ちゃんができますように」

 

そんなある(よる)のこと、千代(ちよ)竜が天に登っていく夢を見ていました。そして、その竜が突然「子どもを授けるぞ!しっかり育てて、二年たったら独り立ちせるのじゃ!」と叫び、びっくりして目を覚ましました。

 

次の(あさ)千代(ちよ)晴男(はるお)に笑いながら夢の話をしました。「ゆうべ、不思議な夢を見たの。竜がね、()()()を授けるけど、たった2年で(ひと)()ちをさせろというのよ。おっかしいでしょ。ふふふふ・・・」

 
すると、どうでしょう。次の()から千代(ちよ)のおなかはどんどんふくらみヶ月もすると元気(げんき)赤ちゃん()まれたのです

夫婦(ふうふ)はその()竜から授かった男の子、竜のことを「たつ」と読むことにちなんで、「たつたろう」と()けました。

 

たつたろうは、みるみるうちに(おお)きくなり、半年(はんとし)たったころには(さい)くらいの少年(しょうねん)成長(せいちょう)しました。

 

昔ながらの暮し方していた晴男と千代に(そだ)てられたたつたろうは原子力(げんしりょく)発電って必要(ひつよう)なの?ぼくのうちは電気(でんき)ってあんまり使(つか)わないけど、みんなはどうなの?と、村の人たちに話しかけるようになりました。

 
「やーい!原発(げんぱつ)(だつ)ったろー」

村の子どもたちはたつたろうのことをばかにします。でも、たつたろうは、何を言われても、一人ひとりに丁寧に話しました。

 

原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)毎日(まいにち)(すこ)しずつ(すこ)しずつ(そら)(うみ)、ぼくらの体に傷つける放射性(ほうしゃせい)物質(ぶっしつ)を出しているんだよ。放射性(ほうしゃせい)物質(ぶっしつ)は、すぐには安全(あんぜん)なものにはならないから、この土や海のに混ざっているかもしれないだ。そこで育つお()(さい)やお(さかな)にも混ざっているかもしれないんだよ。ぼくたち人間だけではなくすべての生き物にとって、見えない、匂わない、味のない放射性(ほうしゃせい)物質(ぶっしつ)どこにあるのかわからないから本当(ほんとう)(こま)るんだ。もしも食べ物に混ざっていることがわかったらきみは食べることできる?放射性物質が見えたら、みんなもっと原子力発電所について一生懸命考えてくれると思うんだけどな。




(ねん)たち10歳になったたつたろうは原子力(げんしりょく)発電について書かれた本をたくさん読みました。そして、放射性物質でできた危険なゴミのことを知ったのです!たつたろうは、その危険なゴミのことを村のみんなに知らせました

 

「原子炉で電気を作ると、放射性(ほうしゃせい)物質(ぶっしつ)が混ざった危険(きけん)ゴミ(ごみ)がたくさんでることをしっていますか?そのゴミは“ばくだん”をつくる材料になるんです。

(むかし)日本(にほん)その“ばくだん”が()とされたことがあります原子力爆弾です。

町は焼かれ、たくさんの人が死にました。時間が経ってから焼かれた町に入った人も病気になりました。今でも、多くの人が原子力爆弾による病気で苦しんでいます。(ほう)(しゃ)(せい)(ぶっ)(しつ)でできたゴミは危険(きけん)すぎて、人が近づくことができないのです。地面から(ふか)~いところ()めて、(まん)(ねん)(かん)()しなければなりませんどうすれば()(らい)(ひと)たちに、この土の下に危険(きけん)ゴミ(ごみ)()まっていること、(つた)えていくことができると(おも)いますか?」


 
そして、ついにあの竜との約束の2(ねん)がたち、たつたろうは20歳になりました。

一人暮(ひとりぐ)らしをはじめたたつたろうのところに、電力(でんりょく)会社(がいしゃ)(ひと)がやってきました。

 

「なんでそんなに原発を嫌がるんだい?原発のおかげでみんなはとっても(たす)かっているんだぞ!お願いだから(むら)のみんなに原発(わる)ところだけを(はな)すのはやめてくれないか。やめてくれるなら好きなだけお金をあげるよ。

 
「お金などいりません!お金をたくさん使う便利な生活よりも、便利なものがない生活のほうが、色々考えて工夫するから、生きる力がつくんです。なんでも自分で考えられる人ってかっこいいと思いませんか?そんな人になりたくないですか?ぼくは原子力発電には、悪いところしかないと思っているので、これからも村の人たちに問いかけます。」

それから半年(はんとし)がたったころ、電力(でんりょく)会社(がいしゃ)(ひと)がまた、たつたろうのところにやってきました。
 
「たつたろう!(いえ)()てやったぞ!でっかい(いえ)だから (りょう)(しん)(いっ)(しょ)()めるんだぞ!うれしいだろう!
 
「ぼくには雨風(あめかぜ)しのげる小屋(こや)があります。それだけで十分満足しています。こんなに大きな家は必要ありません。
 
「なんだえらそうに!家や金や仕事がないとどうなるか、思い知らせてやるからな!」



つぎの()からたつたろうの(そだ)てたお()(さい)()いに()(ひと)(すく)なくなりました。

 

電力(でんりょく)会社(がいしゃ)は、野菜(やさい)()れなくなれば、たつたろうも原発(はたら)くだろう(おも)っていました。

 

(こま)っていたたつたろうのところに、()たことのない(ひと)たちがかわるがわるやってきては村の人たちに原発反対(はんたい)するように言うのをやめたら()(さい)(たか)()うよ」といってきます。

 

そのたびに、たつたろうは「僕はみんなに反対してくださいとはいっていません。原子力発電の危険なところを、伝えているだけです。みんなが原子力発電のいろんなことに気がつけば、命を大切に思い、生きることに真剣になるはずです!ぼくはただ、みんなに命を大切にしてもらいたいのです!」


 
(かね)のない生活(せいかつ)本当(ほんとう)(くる)いものです。でも、たつたろうはめげることなく村の人たちに原子力(げんしりょく)発電が必要かどうかを尋ねていました

 

「あなたは原子力(げんしりょく)発電(はつでん)(しょ)必要(ひつよう)だと(おも)いますか?」

この日はめずらしく、一人の女の人が話を聞いてくれました。

「う~~ん、よくわからないけど、この(むら)みんなも都会の人生活(せいかつ)できなくなっちゃうから必要(ひつよう)なんじゃないかしら。」

「そうですね。(たし)かに(かね)をたくさん使(つか)う便利な生活(せいかつ)はできなくなりますね。

でもこの村には広い大地(だいち)たくさんのきれいな(みず)あります。(ひと)はただ、()べて、ウンチをして、(ねむ)って、(わら)っていられれば()ていけるのですから、お野菜やお米(そだ)てていれば、生活できるとぼくは(おも)うのですが。」

「それはそうだけど・・・・。でも、それってすごくむずかしいんじゃないかしら?」

 
ある()のこと、たつたろうのところに、都会(とかい)(ひと)から「野菜(やさい)をたくさん(とど)けてほしい」と書かれた()(がみ)(とど)きました。(なぜ都会(とかい)(ひと)が?)と不思議(ふしぎ)(おも)っていると、ひとつき前に話した女の人がやってきました。
「たつたろうさん!(わたし)あれからいっぱい(かんが)えました。さすがにたつたろうさんと同じような生活(せいかつ)はできないけれど、私でもできることをいろいろやってみたんです!そうしたら、なんだかこころが(ゆた)かになりました。それで(わたし)()(かい)()んでいる(なん)(にん)かの(とも)(だち)にそのことを(はな)したのですそのうち一人(ひとり)が、たつたろうさんのお()(さい)をお(みせ)使(つか)いたいって・・・・・
「あ!この手紙(てがみ)は・・・・」
「そうです。この人です。」
 
たつたろうの目から涙があふれてきます。
「ありがとう。ありがとう。」

 
たつたろうは、1(ねん)(ほか)(ひと)10(ねん)(ぶん)(とし)をとります。

あと(なん)(ねん)()きられるのかと思うと、(はな)すことばにも自然と(ちから)(はい)ります。

くる日もくる日もたつたろうは、同じことを村の人に問いかけていました。

 

「あなたは原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)必要(ひつよう)だと(おも)いますか?原子力(げんしりょく)発電所でつくられる放射性(ほうしゃせい)物質(ぶっしつ)ゴミ(ごみ)、10万年(まんねん)管理(かんり)しなくてはなりません。(いま)人類(じんるい)便利(べんり)生活(せいかつ)するために、10万年後(まんねんご)()まれてくる()どもたちに(ほう)(しゃ)(せい)(ぶっ)(しつ)()()()()けてしまっていることに、あなたは気が付いていますか

地球(ちきゅう)はぼくたちだけものではありません。未来(みらい)ひとたちものでもあるのです危険(きけん)ゴミ(ごみ)を、未来(みらい)子どもたち残す(のこす)こと(ゆる)されるのでしょうか?そんなことをしてまで、電気をたくさん使う生活がしたいですか?



 
たつたろうが(たん)(じょう)してから10(ねん)がたちました。たつたろうもついに百歳(ひゃくさい)です。

この10年間(ねんかん)、ただひたすら原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)について村の人()いかけてきました。原子力(げんしりょく)発電がとまることはとうとうなかったけれど、たくさんの仲間(なかま)もでき、たつたろうは(しあわ)せでした。

数ヵ月後(すうかげつご)、たくさんの仲間(なかま)村の人、そして晴男(はるお)千代(ちよ)見守(みまも)られ、たつたろうは、天国へと旅立ちました

(残り半分を抜く)

 

それから数年後(すうねんご)原発(げんぱつ)(だつ)たろう」と、たつたろうをばかにしていた()どもたちも、自分(じぶん)()どもを()つようになりました。そして、()どもたちの()(らい)のこと、地球(ちきゅう)のことを真剣(しんけん)(かんが)えるようになったのです。

(むら)の人たちはみんなで何度(なんど)(はな)()いました。村長「原発は必要だ!」と言っている電力会社のたちみつからないように、こ     

 

 
そしてついに村の人たちは、「原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)をとめてください!」と村長(そんちょう)(つた)えました。

 

冗談(じょうだん)はよしてくれよ。原発(げんぱつ)をやめたら、この(むら)はつぶれちゃうよ。」

「いえ、ぼくたちは真剣(しんけん)です。これ以上(いじょう)(あぶ)ないゴミ()やしたくないんです。未来(みらい)()どもたちに危ないゴミを残すことは、もうぼくたちにはできません。もしもとめないのならば、ぼくたちは原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)めます。」

「ちょっ、ちょっと()ってくれ。(だれ)原発を管理(かんり)するんだよ!」

子力(げんしりょく)発電はとめても、放射性物質安全なものになるまで、原子炉やゴミの管理(かんり)必要(ひつよう)です。とめるのならば、ぼくたちが管理(かんり)します。だけど10万年(まんねん)きちんと管理(かんり)できるのでしょうか?村長本気でできると(おも)いますか?」

 
 
 
その()(むら)の人たちの()わらぬ(つよ)(おも)いによってこの(むら)原子力(げんしりょく)発電をめました。とまった発電所は電気をつくらないけれど放射性物質を危険なものから安全なものにできるまで原子力発電所は今までとおなじく、管理しなくてはなりません。

 

さらに、この村は自然(しぜん)(ちから)利用(りよう)した小さな発電機つくる研究をしていますこの小さな発電機をそれぞれの家に取り付けることが目標です。

村の人たちは、()(ぶん)()べる野菜やみそやしょうゆなどをみんなで手作りするようになりました人間(にんげん)、やろうと(おも)えばやれるものですね!村の人たち(きょう)(りょく)、感謝し()い、この(むら)(こころ)(ゆた)かな()らしを手に入れることができました。村の人たちは、たつたろうが大切にしていた「命」、そして愛していた“地球”を守っていこう!と、みんなで誓いましたとさ
おしまい。
なんだか、画像や字があっちへ行ったりこっちへ行ったりでどのようにアップされるかわからないですが、これでアップしてみたいと思います。
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おばたくみこ
 
 tatutarou.ouennsitai☆gmail.com


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